パンタ式試料保持ユニット

試料ホルダーを保持するためのパンタグラフ状の保持ユニットです。
研磨作業時に試料ホルダーのスムーズな回転を助けます。

特長

●貼付けホルダーや、挟み付けホルダーの回転中心部にベアリングを取り付けて使用します。
●ユニットのベアリング部を試料ホルダーに挿し込み、研磨作業時のスムーズな回転を補助します。
●ガイドリングを用いない研磨方法であるため、比較的大きな試料（板状試料3ヶ掛け）や樹脂包埋試料（3ヶ掛け・6ヶ掛け）などの評価試験に最適です。
●パンタ式試料保持ユニットを使用しての研磨では、ウェイトをホルダーではなくユニットに直接載せることが可能です。
●研磨盤上のホルダーの位置調整はユニットのレバーを緩め、支柱を中心に弧状に回転移動させることで決定します。
●研磨盤の平面度に倣いながらのフリーラップ式での研磨が可能です。

●パンタ式試料保持ユニットでの研磨の様子

※写真はMA-200取り付け時

仕様

製品名	パンタ式試料保持ユニット
取扱方法	研磨装置のアタッチメント装着箇所に支柱を取り付けます。研磨盤上のホルダーの位置調整はユニットのレバーを緩め、支柱を中心に弧状に回転移動させることで決定します。
対応研磨装置	MA-200, MA-200e, MA-300e, MA-400e