自動噴霧装置 MS-2
研磨剤を自動撹拌しながら、一定時間毎に自動噴霧する装置です。
自動研磨をする際に、作業効率の大幅な向上が見込めます。
特長
●ダイヤモンドスラリーを一定時間毎に自動噴霧することで効率的な研磨作業を実現します。
●スターラーを回転させ、容器内の研磨剤を自動撹拌することが可能です。
●アルミナ研磨剤、蒸留水の噴霧も可能です。
●1分間隔ごとに1秒噴霧する等、自由に噴霧間隔と噴霧時間を調整できます。
●一度に吹き付ける量が0.1cc程度と手動で研磨盤にダイヤモンド液を吹き付けるよりも経済的です。
●2気圧程度のエアー源が必要です。(オプションでコンプレッサーを用意致します。)
●複数の噴霧装置を稼働する場合でもコンプレッサー1台で可能です。
●ノズルは5A、10A、15Aの3タイプからお選び頂けます。
●操作盤
噴霧時間・間隔調整つまみ | 気圧ゲージ | 電源スイッチ |
LENGTHで噴霧時間、INTERVALで噴霧間隔を設定できます。秒・分の単位切り替えはつまみネジの調整で行います。 | 現在かかっている気圧が表示されます。後述のレギュレーターをひねることで気圧を調整可能です。 | ONの方向へ倒すことにより、装置が起動します。装置が起動するとオレンジのランプが点灯します。 |
切替スイッチ | スターラー回転速度調整器 | レギュレーター |
MANUALモードの間は常に噴霧し続けます。AUTOモードの間は設定した時間および間隔で自動噴霧します。 | 研磨剤容器内部のスターラーの回転速度を調整するボリュームです。SLOW側へ回すと遅く、HIGH側へ回すと早く回転します。 | ボリュームをひねることで気圧を調整可能です。研磨剤の性質によって気圧を調整します。(水性=0.1MPa, 油性=0.05~0.07MPa, 両性=0.15~0.20MPa) |
●MS-2搭載時の研磨の様子
※写真はMA-150搭載時
仕様
装置型番 | MS-2 |
本体寸法 | W210mm × D210mm × H180mm |
本体重量 | 4.5kg |
噴霧間隔 | 0.1秒 ~ 300時間 |
噴霧時間 | 0.1秒 ~ 300時間 |
噴霧圧力 | 0.0MPa ~ 0.4MPa |
切替スイッチ | MANUALモード(常に噴霧するモード) STOPモード(すべての機能停止) AUTOモード(設定間隔おきに設定時間噴霧するモード) |
エアー供給口 | Φ6mm エアホース |
入力電源 | AC100V |
対応研磨装置 | MA-150, MA-200, MA-200e, MA-300e, MA-400e |
自動噴霧装置 MS-2は精密研磨装置で使用する周辺機器です。
MA-150 | MA-200 | MA-200e | MA-300e |
MA-400e |
消耗品
シフトワックス(角棒) | シフトワックス(丸棒) | フタリックグルー | 耐水研磨紙 |