ラマンレーザーユニット uSight-X
正立型光学顕微鏡に取り付けるタイプの小型のレーザーユニットです。
レーザーを照射することで、対象サンプルのフォトルミネッセンスを誘導します。
特徴
●場所をとらないコンパクトさ
●手頃な価格の実現
●レーザースポット径 <1μm
●可変レーザー出力
●偏光機能(オプション)
●選択可能なレーザー波長(532nm/ 633nm/ 785nm)
●ラマン、蛍光、燐光分析に最適
●オプションカバーで安全に作業が可能
●既存顕微鏡への取り付けが可能※
uSight-Xは、正立型光学顕微鏡に取り付けるタイプの小型のレーザーユニットです。
出力可変レーザーを内蔵しており、対物レンズを介してレーザーを照射することで、対象サンプルのフォトルミネッセンスを誘導します。
発生した光(紫外~近赤外)を対物レンズを介して収集し、光ファイバーを通して外付けのディテクターで検出します。
あらゆるメーカー/タイプの外付けディテクターに接続出来ますので、目的に合わせて柔軟な分光システムを構成することが可能です。
※ニコン、ライカ、オリンパス、カールツァイスなど多くのブランドに対応
●多様なアプリケーション
2次元ラマンケミカルマッピング | グラフェン試料 |
医薬品錠剤の酸化チタンコーティングのマッピング | 532nmの励起光によるグラフェンスペクトルと化学マッピング分析 |
表面増強ラマン散乱(SERS) | フォトルミネッセンス |
SERSによる弱いラマン信号の10の6乗倍の増幅は、低濃度検出の分析において効果的です | 532nmの励起光によるヒスイとルビーのフォトルミネッセンス測定 |
仕様
製品型番 | uSight-X | ||
本体寸法 | W300mm × D310mm × H65mm | ||
レーザー波長 | 532mm | 633mm | 785mm |
レーザータイプ | 単一波長周波数安定化レーザー | ||
レーザー出力 | 100mW | 70mW | 100mW |
レーザー半値全幅 | ~100 MHz | ~150 MHz | ~105 MHz |
検出器 | 2048ピクセルCCDアレー(オプション:冷却機能) | ||
スペクトル帯域 | 95 or 200 – 5400 @10cm-1 95 or 200 – 3400 @7cm-1 95 or 200 – 1900 @5cm-1 |
80 or 160 – 3800 @7cm-1 80 or 160 – 2400 @5cm-1 |
80 or 150 – 3600 @8cm-1 80 or 150 – 2400 @4.5cm-1 80 or 150 – 2400 @9cm-1 |
積分時間 | 2ミリ秒~120秒 | ||
ソフトウェア | uSoft または uSoft-Map | ||
電源 | 12Vdc | 5Vdc | 5Vdc |
オプション | ラマンケミカルマッピング(自動X-Yステージを搭載)、偏光ラマン、 液体サンプル用キュベットホルダー、SERS用チップ |