uRaman-i

倒立顕微鏡用レーザーラマン分光器 uRaman-i


生物学や気象学の研究用に開発された倒立型顕微鏡用ラマン分光器です。
非破壊かつ試料の前処理を必要としないラマン分光法は、
ライフサイエンス分野の研究でも非常に有効なテクニックであることが実証されております。

 

特徴

●ライフサイエンス分野の分析に最適
●マンケミカルマッピング機能(オプション)
●最高500nmの空間分解能での識別
●様々な波長で利用が可能(532nm/ 633nm/ 785nm)
●モジュール内にCMOSカラーカメラを内蔵
●モーター駆動偏光ラマン測定(角度精度:0.5度)

uRaman-iは、生物学や気象学の研究用に開発された倒立型顕微鏡用ラマン分光器です。
非破壊かつ試料の前処理を必要としないラマン分光法は、ライフサイエンス分野の研究でも非常に有効なテクニックであることが実証されております。
近年、バクテリアの識別、真菌感染症、生細胞を使ったがん研究などの幅広い応用が報告されております。
マッピングオプションUPG-iMAP(電動XYステージ+解析ソフトuSoft-Map)を使用することで、ラマンマッピングを行うことができ、蛍光、微分干渉(DIC)、位相差などの既存のイメージング機能と共に用いて相互の関連付けが行えます。
また最高500nm※の空間分解能でサンプルを識別することができます。

※分解能は使用するレーザー波長と対物レンズに依存します。 分解能500nmは532nmのレーザー波長と100倍の油浸レンズを使用することで実現可能です。

倒立顕微鏡のバックポートに直接取り付けることが可能です。
取付けの際には、落射照明フィルタータレット内に追加の反射鏡を設ける必要があります。
正立顕微鏡用のuRaman-Mモジュールとは異なり、uRaman-iモジュールはモジュール内にCMOSカラーカメラを内蔵しており、ラマン測定の際の位置決めを正確に行えます。
各モジュールは、搭載した励起波長ごとに最適化されており、設置後は再アライメントなしでご使用頂けます。
またuRamanシリーズと同様に非常に堅牢なボディで耐久性に優れています。
オプションとして、モーター駆動偏光ラマン測定(角度精度:0.5度)を行うことが可能です。

●適用例

血液細胞分析結果

・ライフサイエンス分野
・生物学
・気象学
・がん細胞研究

各種アプリケーションノートをご用意しておりますので、ご興味のある方はご連絡下さい。

 

仕様

製品型番 uRaman-M
本体寸法 W300mm × D310mm × H65mm
レーザー波長 532mm 633mm 785mm
レーザータイプ 単一波長周波数安定化レーザー
レーザー出力 100mW 70mW 100mW
レーザー半値全幅 ~1 MHz ~150 MHz ~105 MHz
検出器 2048ピクセルCCDアレー(オプション:冷却機能)
スペクトル帯域 95 or 200 – 5400
@10cm-1
95 or 200 – 3400
@7cm-1
95 or 200 – 1900
@5cm-1
80 or 160 – 3800
@7cm-1
80 or 160 – 2400
@5cm-1
80 or 150 – 3600
@8cm-1
80 or 150 – 2400
@4.5cm-1
80 or 150 – 2400
@9cm-1
積分時間 2ミリ秒~120秒
ソフトウェア uSoft または uSoft-Map
電源 12Vdc 5Vdc 5Vdc
オプション ラマンケミカルマッピング(自動X-Yステージを搭載)、偏光ラマン、
液体サンプル用キュベットホルダー、SERS用チップ

 

 

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